教習所 > 運転免許の基礎知識 > ソボクな疑問を解決&解説 > 地域活性まごころ券発行記念式典

地域活性まごころ券発行記念式典

地域活性まごころ券発行記念式典

高校生の原付講習会やお年寄りのシルバー講習会、防犯ネットワークなど、地域に根ざした自動車学校として活動している、かずさ自動車教習所(千葉県君津市)。

今回も、自動車学校の常識を裏切る(?)試みが導入されました。

【地域活性まごころ活動】といって、所定のボランティア活動に参加した教習生には久留里地区の商店街に加盟している79店舗(平成19年1月時)で使用できる、地域通貨の「まごころ券」が贈られるというもの。

1月24日には「地域活性まごころ券」の発行記念式典が行われ、たくさんの方々にご参列いただきました。

「地域活性まごころ券」の発行記念式典

【地域活性まごころ活動】とは、千葉県君津市・久留里地区が定めるボランティア活動のこと。 この活動に参加した人には、お礼として地域通貨の「地域活性まごころ券」が贈られます。

この活動は、かずさ自動車教習所がNPOかずさの協賛を得て、振興組合や商工会、 ボランティアガイドの会の協力をいただいて実現したもの。

実施期間は平成19年1月1日~平成19年12月31日(※使用期限は平成20年1月31日まで)となり、この期間中に1200万両分(100両=100円換算)の「地域活性まごころ券」が準備されています。

免許取得のために教習所に来ている人にもぜひ活動してもらって、実際の「まごころ券」を手にとってもらいたいところです!

協力してくれた教習生の皆さんです!

式典で、市役所の方、県議員の方、自治会の方…たくさんのゲストにご挨拶いただいた中、みなさんが口々におっしゃっていたのは、「かずさ自動車教習所には、免許を取るため、県内外から実に多くの人が訪れている」ということ。

年間約3000人もの人が教習所に来ており、2~3年間の教習所卒業生の人数を合わせると、久留里の人口をオーバーしてしまうほどだといいます。

「ぜひ商店を利用し、交流し、町のよいところ・悪いところを指摘して」
「東京から1時間半で来られる豊かな自然と文化を感じてほしい」
「この活動によって、世代を結ぶつながりを」

この小さな町に、教習所をきっかけにたくさんの人が集まってくる。
実際に地域を歩くことで、古くからの城下町であり、きれいな水や豊かな自然環境に囲まれたこの土地のよさを知ってほしい。
ボランティアを通して親や子、孫、世代を超えた地域のつながりを育ててほしい。

県内外から来てくれた方に、こういった活動を通して地域のよさを知ってほしいという熱い思いが感じられました。

そうした願いから実現したのが「地域活性まごころ券」。
NPOかずさから、ボランティア活動中に着用するジャンパーが贈られ、実際の教習生がジャンパー姿を披露してくれる場面もありました。

ボランティア活動のお礼として贈られるこの「まごころ券」が、かずさ自動車教習所を訪れる年間3000人の人々と地域にどのように根付いていくのか、これからも要・注目です!

▲ページの先頭へ

地域通貨って何?

「まごころ券は“地域通貨”だというけど、そもそも“地域通貨”って何?」

地域通貨とは、日本円やドルなどといった法律で定められたお金(法定通貨)とは違って、市民が必要に応じて作り出すことができるお金のことです。

ただし、その価値を相互に了承している範囲でしか使えません。
子どもがお父さんやお母さんにプレゼントする「肩たたき券」も、その価値をお互いに了承している家族内でしか使えませんよね。

まごころ券の場合、“地域活性まごころ活動”に賛同した加盟店でのみ使用可能です。かずさ自動車教習所近辺の久留里商店街ではコンビニやタイ料理のお店、雑貨店に和菓子屋さんなど、いろいろな利用しやすいお店が79店舗も加盟していますよ!

また、地域通貨の最大のメリットは「地域に購買力を根付かせ、経済の活性化に役立つ」ということ。限られた地域でしか使用できないということは、その地域のお店で商品を買うこととなり、地域経済が活性することになります。

「地域活性まごころ券」は、100両=100円の価値があり、加盟店(お店に“まごころ券”が提示されているのですぐわかります)でスムーズに使えるのでとっても便利ですよ!

▲ページの先頭へ

教習生ができるボランティア活動って?

まごころスタッフジャンパー

ボランティア活動は、受付窓口に簡単な申請をすることですぐに始められます。

教習生のボランティア活動は、草むしり・ゴミ拾い・寮の掃除といったものからティッシュ配りのようなアルバイト感覚のもの、また教習日記をつけたり、教習プラン考案などの新アイディアや成績優秀者、交通川柳の応募までいろいろ。

教習の空き時間に活動することも充分可能!
誰でも、「これならできそう」と思うものがきっとあるはず。
※おそろいのジャンパーを着用することが「ボランティア活動中」の証。活動中は必ず着てくださいね。

ちなみに、この“地域活性まごころ活動”は教習生に限らず、各自治会や婦人会・小学校・中学校・高等学校・ボーイスカウトなどの団体も協力しています。ボランティアを通して地域の人との交流もできますね!

ボランティア活動のお礼として、活動終了後に「地域活性まごころ券」が発行されます。
活動内容にもよりますが、1時間あたり700両が目安。

「合宿中、おやつやジュース代で結構お金がかかりそう…」
と心配している人は、教習の空き時間にボランティア活動を何度か行なうことで「まごころ券」を上手に利用できるかも!

月に何回かボランティアガイドの方が活動案内をしてくれるので、ひとりでは活動しにくいな…という人も気軽に参加できますよ。

“地域活性まごころ活動”は、ボランティア活動を通して地域住民と教習生の結びつきを育てると同時に「運転技術だけでなく温かい心を身につけて卒業しよう」という目標があります。合宿で免許を取ってみるのもいいなぁ…という方は、検討の余地あり!

最初はアルバイト感覚でボランティアに参加するうち、地域を身近に感じられるようになりますよ。
一味違った合宿生活を楽しみたい人は、ぜひ申し込んでみてくださいね!

▲ページの先頭へ

  • 資料請求カート

      現在資料請求カートに入っている教習所はありません。

当サイトでは、お客様のプライバシー保護のためDigital IDを導入し、個人情報入力ページにおいてSSL暗号化通信を実現しています