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春の交通安全運動・シルバー教室

「春の交通安全運動・シルバー教室」という方必見! みなさんから寄せられた疑問を徹底レクチャーします。

春の交通安全運動・シルバー教室

春です。暖かくなって桜も咲いた4月は、大きなランドセルをしょった1年生が登下校を始める季節です♪ お年寄りも、陽気に誘われて散歩に出かけることが多くなりますね!そんな時期、国土交通省が毎年【交通安全運動】を呼びかけているのを知っていますか?今年は「子供と高齢者の交通事故防止」を運動重点の基本として、4月6日~15日の期間、各地でキャンペーンが行われました。「そんなの知らな~い」「交通安全運動って、実際は何やってるの?」……という方におこたえして、今回は特別に!4月15日、上総自動車教習所(君津市)で行われた『安全運転シルバー教室』のレポートをお送りします。

12:30~13:00 シルバー教室 受付

東京から高速バスでアクアラインを越え、キラキラ光る海を眺めながら気分はすっかり遠足に…。

勝手にリラックスしているうちにバスは海を渡り、山を登り上総自動車教習所に到着! 遠くには久留里城の天守閣が見え、ときおりウグイスの声も聞こえる風光明媚な環境です。

今回は、市内にお住まいの「65歳以上の普通免許以上の運転免許保有者」を対象にした教室。参加の呼びかけにたくさんの人が応えてくれました! 受付しているすぐそばでは、教習生がありあまるパワーでバレーボールをしています…。コラコラ、人にぶつけないように!

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13:00~13:30 開会式

受付で配られたゼッケンをつけ、合計40名を越すシルバーの方々が集まったところで開会式が始まりました。

「自分では気づかぬうちに、危険な運転になっていることがある。こういった機会に初心に戻って運転したい」(老人クラブ連合会 鈴木様)

「高齢になってくると車間距離、安全確認、ハンドル操作が危うくなってくる。自分のくせや欠点を確認していってほしい」(君津警察 今井署長)

など、来賓の挨拶によって参加者のみなさんに『普段の運転を見直そう』という新たな意識ができたように思えます。

実技指導を担当してくれる、上総教習所の指導員の方々。よろしくお願いしまーす。

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13:30~14:30 実技研修

教習車を使用して、参加者が場内コースを実際に走ってみる実技研修が行われました。ひとりずつ、隣に指導員を乗せて運転するのですが、見ている方も「隣に先生が乗ってたんじゃ緊張するわね~」とハラハラ…。

全員が実技研修を終えるまでの間、インタビューさせていただきました。

「普段、よく運転されるんですか?」

- 孫を保育園に送り迎えをしたり、買い物に行ったり、毎日乗ってます。(60代女性)

- 天気がいいときは健康のために自転車に乗るけれど、雨が降ったりするとどうしても車ですね。(70代男性)

- 近所の友人がお酒を飲んだときなど、代わりに運転していってやることもあるよ。(70代男性)

「今日、運転してみていかがでしたか?」

- いつもの道路と違ってコースは狭いから、ちょっと勝手が違ったなぁ(70代男性)

- 毎日乗っているのがよかったみたい。そんなに違う感覚はなかった(60代女性)

- 教習車が自分の車より大きいから、足が届かなかったわ~!(60代女性)

中には「50年前、免許を取った頃とは全然違う」と驚いた様子の参加者も。うーん、免許試験の内容も、昔と今では違ってるんでしょうね。

走行中の様子を見ていると、クランク(狭路)や右左折のときにギクシャクしたり、踏み切りの手前で停止せず、線路上に乗り上げてしまったり。急発進する人も見られ、ドキドキハラハラ

実技を終えると、指導員から「注意するべき項目」の書かれた紙がひとりひとりに手渡されます。ぜひ、よく見直して“自分の運転のくせ”を認識してくださいね。

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14:30~15:30 屋内での交通安全教室

実技研修が終わると、教室に移動して君津署交通課長による「交通安全について」の講義が行われました。

アメやお菓子がふるまわれ、なごやかな雰囲気です。

「事故はいつ起こるかわかりません。高齢者の事故率が高くなっているとはいっても、全国的に高齢者の割合が増えているのだから、これは仕方のないことです。
ただし、いつでも自分や家族が交通事故に関わる可能性があることを意識して、ドライバーと歩行者がお互いに交通安全に気を配ることが大切です」

というお話から始まり、参加者の中からも、実際に事故にあった経験や、ヒヤリとした経験などの貴重なお話が聞けました。

「走る・止めるの判断力、時間に追われないこと、自分をセーブすることが大事」(男性参加者)

という意見は、人生経験を積んだ方ならではの重みがありますね!
講義はときおり笑いをまじえながら進み、参加者の話が止まらなくなることも(?)

「事故を起こしてしまった人に事情を聞くと、後ろの車があおってきて、怖くてあわてているうちにぶつけてしまったという人がいる。あおられた時は動揺しないで、“ゆずってあげる”という上の立場になってほしい。まず道をゆずって、先に行かせてやってから動揺がおさまるまで止まって落ちつくこと」

「自分ではまだまだ大丈夫だと思っていても、衰えを自覚して運転することも必要」ということから、衰えを感じる目安として指先をクルクル回してみる運動を教えていただいて講義は終了しました。

大変参考になりました♪

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15:30~16:00 講評

実技研修、交通安全の講義が終了し、上総自動車教習所・白井所長より講評がありました。主に実技研修を総括して、参加者の運転傾向についてです。

  • 見通しの悪い交差点での左右確認
  • 一時停止
  • 踏み切りの手前で止まる

この3つの点で不十分な参加者が多くみられたとのことです。他にも、

  • 狭路、S字クランク
  • シートベルトの装着
  • 乗降の確認
  • 左折の大回り
  • 進路変更の合図が遅い
  • 坂道発進
  • 見通しのよい交差点での左右確認

などの点でも不十分な場合があるので、みなさん(もちろん高齢者以外の方も)気をつけて運転しましょうね

最後に上総幹部交番所長星野警部から【事故を防ぐ3つの心構え】を教えていただきました。

「5分前出発(余裕を持って行動し、イライラすることをなくす)」
「基本の確認と実践」
「気合を入れる(事故にあわないぞ!と自分に言い聞かせることでぼんやりすることを防ぐ)」

まさにその通り! 交通事故は、漫然と運転していることによる過失が多いそうです。ボーッと、なんとなく運転することなく、いつでも緊張感を持っていたいですね。

住み慣れた町で、生きがいをもって自立した生活を送るために、安心して運転できる交通社会をつくっていく…今現在は高齢者ではないみなさんにも、ぜひ協力していただきたいと思っています。

高齢者のみなさん、「シルバーマークは安全運転の模範者だ」という標語を心に留めて、これからも元気に心楽しくドライバーズライフを送ってくださいね~!

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