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二輪免許の教習内容について教えて

「二輪免許の教習内容について教えて!」という方必見! みなさんから寄せられた疑問を徹底レクチャーします。

二輪免許の教習内容について教えて

質問 「バイクの免許を取って、今年の夏はツーリングで一人旅するぞ~“バイクなんて自転車と同じ”なんていう友達もいるけど、そんなに簡単なのかな。実際の教習では、どんなことをするの?」

回答 「バイク免許は、クルマの免許に比べて簡単に取得できる気がしますね。運転も簡単なのでは?と思われがちですが、実はバイクは危険な乗り物です。屋根もなく、相当スピードの出る乗り物を、身一つで運転するんですから当たり前ですよね。バイク免許の教習では、走行中のバランスのとり方や危険予測などを交えて、安全な走行を身につけることに重点を置いています。転倒などによるケガを防ぐために、夏でも必ず長袖・長ズボンで教習を受けることになっているので、注意してくださいね!」

目次

技能教習・車体の取り回しなど、基本操作から開始(第一段階)

教習を始める前に、まず倒れたバイクを起こせるか・押して歩けるかなどで、適正を見る場合があります。

「どうしても起こせない…」「どうしても押して歩けない…」
という場合は、取りたいバイク免許(大型・普通など)より1段階下の排気量のバイク(小型など)の教習から始める方法もあります。
例えば小型バイクの免許を取ってから普通バイクに乗ることができる限定解除を行う方法もあるので、無理せず身体に合った大きさのバイクから教習してくださいね!

最初は小回りのきくバイクで免許を取れば、いずれ大型バイクにも比較的簡単に乗れるようになりますよ。
さて、バイクの引き起こしと取り回し(バイクを押して歩くこと)ができるようになれば、いよいよバイクに乗ります。

「右手がアクセルで左手がブレーキ? 右足もブレーキで、左足は?」
正しくは、右手・アクセル&前輪ブレーキ、左手・クラッチ、右足・後輪ブレーキ、左足・ギアです。

最初にバイクにまたがった時は、両手・両足の操作が複雑でとまどってしまうかも。
特に今までスクーターに乗っていた人は、「こんなに違うんだ!」とギャップを感じるかもしれませんね。
乗っているうちに慣れますので、まずは落ち着いて正しい運転姿勢を保ってください。

第一段階・教習項目
  1. 車の取扱い
  2. 自動車の機構と運転装置の取扱い
  3. 運転姿勢
  4. ブレーキ操作の仕方
  5. 発進及び停止の仕方
  6. 安全走行
  7. 円滑な発進・加速
  8. 速度の調節
  9. ブレーキ操作
  10. バランスのとり方(直線)
  11. バランスのとり方(曲線)
  12. 車両特性を踏まえた運転
  13. 坂道の通過
  14. 坂道における停止および発進
  15. オートマ車の運転
  16. 教習効果の確認(みきわめ)

「簡単、すぐ取れる」なんて言われることもあるバイク免許。
確かに、普通車に比べれば規定教習時限が少ないので「早く取れた」という気分になってしまうのかもしれませんね。

ですが実際はそんなに簡単なものではなく、当然のことながら、安全走行ができるようになるまで何度も繰り返し教習することになります。

つまづく人の多い項目について現役・指導員からアドバイスです。

その1 【発進及び停止の仕方】
発進及び停止の仕方

「発進と停止なんて、基本中の基本じゃないの?」
という声が聞こえてきそうですが、意外にもここでつまづいてしまう人が多いようです。

発進の時はクラッチをうまくつなげないとエンストしてしまうし、停止のときは前・後輪のブレーキを適切にきかせないと転倒してしまいます。
特に、今までスクーターの運転に慣れていた人は、クラッチ操作になじみがないためエンストを繰り返してしまう場合があるようです。

では、どのようなことに気をつけて教習を進めていけばいいのでしょうか?

現職・指導員からのワンポイントアドバイス

発進時のエンストの多くは、正しいクラッチ操作が身についていないため発生します。

練習初期の方は、どうしてもバイクが動き出した後、一度にクラッチを離してしまいがち…。
この時にエンストすることが多く、発進に手間取ることになってしまいます。

発進時はある程度アクセルを回しておき、バイクが動き出した後、クラッチを「ゆっくり」戻して(離して)くださいね。

その2 【バランスのとり方(曲線)】
8の字コース

言うまでもなく、バイクにはタイヤが2つしかありません。うまくバランスを取って運転しないと、すぐ転倒してしまいますよね!
特に曲線の道路を走行するような場合、アクセルとブレーキをうまく操作していく必要があります。

教習では、パイロンを使って8の字走行をしたりします。
クランクなどに進入するときは速度を落として入らないと、縁石に乗り上げたり、脱輪したりしちゃうんですよね…。
このへんのコツは?

現役・指導員からのワンポイントアドバイス

練習初期の方は、バイクと体が一体になっていないためバランスを崩してしまいがち。
先生から「ニーグリップをしっかり!」なんて指導されているんじゃないでしょうか?
ちなみにニーグリップとは、タンクを両ひざで挟んでバランスを取ることです。

加速、減速、右旋回、左旋回など、必要な場面でしっかりニーグリップして、体を安定させてください。

技能教習・法規に従った走行を身につけよう(第二段階)

「やっと2段階に進んだ! いよいよ路上デビューだ」
…と思ってる人はいませんか?

残念ですが、バイク教習に路上走行はありません。
応用走行も場内コースだから、普通車教習と違って、仮免許を取得する必要がないんですね。

第二段階では、走行中のいろいろな場面を想定して、急制動や回避など、第一段階に比べてよりテクニカルな走行の技術をつけます。
ここからは教習も後半。がんばってくださいね!

第二段階・応用走行
  1. 路上運転に当たっての注意と法規走行
  2. 通行区分など
  3. 走行ポジションと進路変更
  4. 交差点の通行(直進)
  5. 交差点の通行(右折)
  6. 交差点の通行(左折)
  7. 見通しの悪い交差点の通行など
  8. 安全な速度と車間距離
  9. カーブの安全走行
  10. カーブの体感走行
  11. 急制動
  12. 回避
  13. ケース・スタディ(交差点)
  14. 交通の状況および道路環境に応じた運転
  15. 危険を予測した運転
  16. 高度なバランス走行など
  17. 教習効果の確認(みきわめ)

第一段階ではギクシャクしていた運転もだいぶスムーズになってくる頃です。
安定して運転できるようになってくると、走ることが楽しくなってきますよね!

卒業して、思いっきりバイクで走れるようになるのももうすぐです。
…でもその前に、第二段階の難所をクリアしましょう!

その3 【急制動】
急制動

時速40キロぐらいで走行し、制動(ブレーキ)開始地点から停止地点までの限られた距離(11メートル)の中で、安全に停止することを教習します。
これがけっこうコワイんです…。

急ブレーキのためタイヤがロックしてしまい、後輪がすべって左右に振られたり、思わずポンピングブレーキ(何度もブレーキをかける)して「コラー!」と怒られたり(?)。

“急ブレーキをかけすぎることなく、しかもできるだけ早く確実に止まる”って難しいんですが、何かコツはあるのでしょうか?

現役・指導員からのワンポイントアドバイス

なるべく短い距離で停止させるためには、どういったブレーキの掛け方がよいのでしょう?

バイクのブレーキは前輪と後輪の2つに分かれていますが、特に前輪ブレーキの掛け方が重要になります。
ブレーキ中のバイクは前方に加重されるため、前輪ブレーキの方が強い制動力が得られるためです。

前輪:後輪のブレーキを7:3ぐらいの力(※あくまでだいたいの目安です)の入れ方で掛けると効果的です。

前輪ブレーキは力を一定に掛けるのではなく、徐々に強く掛けるようにすることが大切ですよ!

学科教習について

※普通自動車の免許をすでに持っている場合は、学科教習はほぼ免除になります。

学科は、気の抜けない技能教習と違って、ちょっとホッとできる時間かも?
とはいってもおしゃべりしたり、居眠りしたり、受講態度が悪ければハンコはもらえません。
せっかくの教習時間をムダにしないように、きちんと受けてくださいね。

第二段階のみきわめを修了し、卒検に合格すれば晴れて卒業!
卒業後は、「現住所を管轄する免許試験場」などに行って学科試験を受け、合格すれば免許証が交付される手順となります。

16才という、比較的早い年齢から取ることのできるバイク免許。
バイクはカッコイイし、ツーリングやカスタムの楽しみもいろいろ! ですが、同時に大変危険な乗り物でもあります。

交通社会の一員として節度ある運転をこころがけ、何よりも事故やケガには気をつけて、安全運転してくださいね!

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