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車同士!狭い道での譲り合いどうする?

まずは周囲の確認

運転免許を取得し、毎日車を運転している人は多くいます。

ただ、狭い道を自動車で通過するのは、運転歴が長い人であっても少し億劫なものです。

免許を取得する時の教習所ではあまり狭い道を通ったりすることがないので、
多くのドライバーが苦手とするところです。

まだ一方通行の道であれば良いのですが、中にはそうでない道も多いです。

つまり、狭い道で車同士がはち合わせる可能性があるのです。

このような場合、どのように対処したら良いのでしょうか。

まずは、周囲をよく確認しましょう。

自分の車の後ろや相手の車の後ろに、別の車がいないかを確認します。

そして、幅が広いスペースがあるかどうかを確認します。

もし、他の車が後ろにいた場合、下がったりすることができません。

その場合、後ろに車がいない方の車両が道幅が広くなるところまで下がることがマナーです。

急に狭い道で対向車とはち合わせると、少し焦ってしまいがちですが、
焦らずに、冷静にまずは周囲を見渡すことが重要です。

運転は常に冷静な判断力が必要ですので、周囲の状況を把握することが大事なのです。

合図を出して意思疎通

狭い道での対向車との擦れ違いの時は、お互いがきちんと意思疎通することも非常に重要です。

これは、事故を防ぐため、そしてドライバー同士のマナーとしてもとても大事なことです。

運転中というのは、お互いに車に乗っているので、声での会話ができません。

そのため、身ぶりで相手に自分の意思を伝えることは非常に重要なことです。

狭い道ではち合わせた時に、お互いが意思疎通せずに好き勝手に動いてしまうと、
車同士の衝突にもつながる可能性があります。

ですから、きちんと相手の事を見てから行動するようにしましょう。

さらに、もし自分が車道を譲ってもらったのであれば、
お礼も忘れないようにするのが免許を持つドライバーのマナーです。

例えば、手をあげて挨拶しても良いですし、頭を軽く下げてお辞儀をしても良いです。

または、暗い時などは身ぶりが相手に見えにくいので、
クラクションを鳴らしたり、ライトを点滅させてお礼を伝えても良いです。

一番大事なのは思いやりの精神

そして最後に、免許を持つドライバーが運転する時に一番大事なのは、思いやりの精神です。

これは、免許を取得するときにも習うことです。

このように、狭い道路でお互いの車が通れない時、基本的には譲ってあげるという精神でいることが大事です。

その時の状況によっても変わってきますが、なるべく譲ってあげる気持ちを持つことを忘れないようにしましょう。

中には、運転が得意でない人もいますので、自分が譲れる状況であれば、
大きな気持ちで譲る精神を持つことは安全運転にもつながっていきます。

気持ちよく運転ができるように、常に心には余裕を持って、ハンドルを握ることが大事なのです。

このように、運転というのは、いろんな状況に直面します。

時には危険な道だったりすることもあります。

そんな時、みんなが安全に運転ができるようになるには、ドライバー同士の思いやりが一番重要なのです。

この心を持っていれば、車同士の衝突事故も必ず減っていくと思われます。

もっと個人が譲り合いの精神を持つことが非常に重要です。

そして、譲り合いの精神がないと、免許を持つ資格がないとも言えます。

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