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運転免許!乗りたいのは車?バイク?
運転免許の区分について
日本国内の公道で車やバイクに乗るためには、公安委員会の運転免許を取得しなければならないことになっています。
車やバイクは非常に便利な移動手段ですが、いったん事故を起こしてしまうと深刻な被害を発生させてしまう危険性を内在しているツールです。
そのため、運転するには、一定の資格を有していることが求められますし、交通ルールに関する知識や正しい運転技能を有している必要があります。
これらの要件を満たしているかどうかを判断するために、適正試験、学科試験、技能試験という3種類の試験を受けることが義務付けられています。
これらの試験に合格すれば免許が交付されて公道上で車やバイクを運転することができるようになります。
ただし、指定自動車教習所の卒業証明書等を持っている場合には、技能試験が免除されます。
運転免許には第一種と第二種及び仮免の3種類があるのですが、普通の人が通勤や通学、買い物などのごく一般的な目的で運転する場合に必要になるのは第一種です。
バイクを運転したいのであれば
バイクに乗りたいと考えている場合に必要となってくる運転免許は、4種類に分けることができます。
バイクの排気量や速度、車体のサイズなどによって種類が変わってくるようになっています。
エンジンの総排気量が50cc以下のバイクであれば原付、最高速度が15km/hで車体の長さが4.7m以下、幅1.70m以下、高さ2.80m以下のものの場合には小型特殊、エンジンの総排気量が50ccを超えて400cc以下のバイクであれば普通自動二輪という種類のものを取得する必要があります。
この3種類については満16歳から取得することができるようになっていますので、高校在学中に取得する人が結構たくさんいます。
一方、エンジンの総排気量が400ccを超えるバイクに乗りたいと考えているのであれば、大型自動二輪という運転免許を取得する必要があります。
大型のバイクは車体重量がかなりありますので、乗りこなすには体力が必要です。
そのため満18歳以上にならないと取得することができないようになっています。
車を運転したいのであれば
日本国内の公道上で普通乗用車を走行させるためには、大型・中型・普通という3種類の運転免許のうちのいずれかを有している必要があります。
普通自動車免許は、満18歳以上の人が取得することができるようになっています。
これを持っていると、車体総重量が5000kg未満で最大積載量が3000kg未満かつ乗車定員が10人以下の車であれば、公道上を運転してもよいことになっています。
仕事でトラックなどを運転する必要があるような人の場合には、中型もしくは大型を取得する必要がありますが、一般的に販売されているセダンやワゴン車などであれば文句なく運転することができます。
初めて運転免許証を取得する際には、本籍地の記載のある住民票と縦3cm×横2.4cmの写真を提出する必要があります。
その他に、健康保険証や学生証、住民基本台帳カードなどの本人確認書類の提示も求められることになっています。
また、技能試験を免除してもらう場合には、指定自動車教習所の卒業証明書も必要になります。